初めての夏の野辺山高原へ

初めての夏の野辺山高原へ

今回は、野辺山高原で見つけた、まだあまり知られていない静かな場所と、登山初心者にもおすすめしたい飯盛山を紹介します。

何度も訪れてきた野辺山で、初めて出会った夏の風景を巡る一日です。

飯盛山を歩き、高原の風景を巡る

梅雨が明けて初夏になると、
高原の風景を見に行きたくなることがあります。

さて、どこへ行こう。

そんなことを考えていたとき、
そういえば夏に行ったことがない場所があることを思い出しました。

野辺山高原です。

冠雪した八ヶ岳を眺めながらハイキングをした春。

紅葉を楽しみながら、
自転車で走った秋。

一面に積もった雪や凍った池を、
車で巡った冬。

季節を変えながら何度も訪れてきましたが、
夏の野辺山高原を巡るのは今回が初めてです。

少し下調べをして、
これまで訪れたお気に入りの場所と、まだ見たことのない場所を巡ってみることにしました。

せっかくなら軽い運動もしたいと思いハイキングも組み合わせ、
朝5時に起きて、約3時間の長距離ドライブへ出発します。

まずは、いつもの平沢峠へ

平沢峠の標識

最初に向かったのは平沢峠。

自分の中では、
この辺りを訪れるときの定番になっている場所です。

車で気軽にアクセスでき、
目の前には八ヶ岳の大きな山並みが広がります。

八ヶ岳を眺める展望台として、
個人的にもおすすめしたい場所です。

そして、ここが好きな理由はもうひとつあります。

気軽に歩ける登山コースの入口でもあること。

今回、朝早くからここへ来た目的も、
ここから山を歩くためでした。

目指すのは飯盛山。

片道1時間ほどの軽い登山を楽しめます。

初めての登山にもおすすめしたい飯盛山

飯盛山は標高1,643m。

初心者や家族連れでも比較的歩きやすく、
山頂から大展望を楽しめる人気の山です。

急な場所が少なく、
野辺山高原を広く見渡すことができます。

さらに八ヶ岳、南アルプス、
天気がよければ富士山まで。

標高や歩く距離を考えても、
これだけの景色を楽しめる山はなかなかありません。

自分もこれまで何度か登っていますが、

「登山を始めてみたい」

という人を最初に連れていくなら、
個人的にはここが一番いいと思っています。

もし初めての山を探しているなら、
候補のひとつにしてみてください。

最初の登りを越えれば、一気に楽に

飯盛山の登山道

では、登ります。

登山口を出ると、
しばらく登りが続きます。

何度か歩いていますが、
自分はこの最初の区間が一番きついと感じます。

ここだけは少し息が上がります。

それでも頑張って登っていくと、
右手に野辺山高原が見渡せるようになってきます。

一気にテンションが上がります。

そして、ここまで来ればかなり楽。

平坦な道が増え、
景色を楽しみながら歩けるようになります。

そのまま進んで、
最初のピークとなる平沢山へ。

ここまで来ると、
背後には八ヶ岳の大きな山並みが見えてきます。

これが美しい。

足を止めて、
何枚も写真を撮りました。

山の上から見た野辺山高原

このコースで一番好きな場所、大盛山へ

平沢山から、さらに先へ進みます。

次に向かうのは大盛山。

個人的に、この大盛山の山頂へ向かう道が
今回のコースで一番好きな場所です。

開けた高原の中を歩きながら、
少しずつ山頂へ。

歩いている時間そのものが楽しくなる道です。

大盛山で一度休憩。

持ってきたおにぎりを食べながら、
少し早めの昼食にします。

そして、いよいよ今回の本丸。

飯盛山へ向かいます。

名前の通りの姿をした、飯盛山

飯盛山の山容

飯盛山の特徴は、
なんといってもその独特な形です。

お茶碗に丸く盛られたご飯のような姿。

まさに「飯盛山」です。

飯盛山 山頂

tiktokで飯盛山の映像を見る

そして山頂から眺める景色は、
本当に見事。

野辺山高原と周囲の山々が広がる大展望。

ここまで歩いたなら、
ぜひ実際に見てほしい風景です。

帰りは行きと違ってかなり楽。

あっという間に平沢峠まで戻ってきました。

今回で自分は3度目ですが飽きることなく、
今回も楽しむことができました。

夏もよかったですが、
紅葉の季節もおすすめです。

JR鉄道最高地点へ

JR鉄道最高地点

登山を終え、
次に立ち寄ったのはJR鉄道最高地点。

標高1,375m。

JR線の中で最も標高の高い地点として知られ、
記念碑が建てられています。

周囲には高原らしい風景が広がり、
写真を撮るのにもおすすめです。

そして近くには、
少し変わった鉄道神社もあります。

鉄道のレールを御神体として祀る珍しい神社。

野辺山を訪れたら、
あわせて立ち寄ってみるのも面白いと思います。

初めて見つけた、八ヶ岳大自然郷碑

八ヶ岳大自然郷碑から見た景色

そこから少し車を走らせ、
今回初めて訪れる場所へ向かいます。

レタス畑を抜け、
草原の中へ続く砂利道を進みます。

その先に見えてきたのが、
八ヶ岳大自然郷碑でした。

ここは、かなりきれいでした。

何度も野辺山周辺を訪れているのに、
こんな風景があることを初めて知りました。

この日は残念ながら、
八ヶ岳は雲の中。

それでも開けた草原の風景は美しく、
今回の旅で心に残った場所のひとつになりました。

八ヶ岳まできれいに見える日に訪れたら、
さらに素晴らしい風景になると思います。

少しアクセスしづらいこともあり人もほとんどいません。

静かな高原で、
しばらく読書をして過ごしました。

観光地を次々に巡る時間も好きですが、
こうして何もしない時間を過ごすのも悪くありません。

tiktokで八ヶ岳大自然郷碑の映像を見る

高原を離れ、最後は温泉へ

飯盛山登山道から見た八ヶ岳

これで今回の野辺山高原の旅は終わりです。

帰り道の途中少し寄り道して、
駒ヶ根の早太郎温泉「こまくさの湯」へ。

山を歩いて汗をかいた一日の最後に、
温泉でゆっくり体を休めます。

愛知から長野へ車で出かける自分にとって、
高速のインターから近いこの温泉は帰り道にも立ち寄りやすい場所。

長野で一日遊んだあと、
最後に温泉へ入って帰りたいときにもよく利用しています。

春、秋、冬と訪れてきた野辺山高原。

今回、初めて夏の風景を見ることができました。

何度も訪れている場所でも、
季節を変えればまだ知らない風景があります。

そして、何度も来ている場所の近くにも、
まだ知らなかった景色が残っていました。

奥が深い。

今度は夜星空を見に来たいなって思いながら長い帰路につきました。

 


 

Noteで秋の野辺山の記事を見る

南牧村への車でのアクセス

東京方面から:中央自動車道「長坂IC」で降り、国道141号線を経由して約30〜40分。または「須玉IC」から国道141号経由で約30分。
名古屋方面から:中央自動車道経由で長坂ICまたは須玉ICへ進み、国道141号線へ。
北部(長野市・佐久)方面から:中部横断自動車道「八千穂高原IC」から約40分、または佐久ICから国道141号線を南下して約60分 
トイレ:飯盛山登山口の平沢峠(しし岩)駐車場に公衆トイレあり。冬季は閉鎖されます。
 

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